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パピヨン
パピヨンの祖先はスペインを原産とするスパニッシュ・ドワーフ・スパニエルであると考えられ、16世紀にはヨーロッパの貴族階級で特別な扱いをうける犬種であった。
特に婦人に人気があったようで、当時の貴婦人の肖像画に頻繁に描かれている。
パピヨンはポンパドール婦人を虜にし、マリーアントワネットもパピヨンの崇拝者であった。
当時のパピヨン人気は相当なもので、ヨーロッパ各国で非常に高価で取り引きされ、この犬種を各国の宮廷や貴族に売るだけで貿易商が成り立ったとさえ言われている。

犬種名はフランス語の「蝶」の意で、先端に飾り毛のある直立した大きな耳が蝶が羽根を開いたように見える事に由来する。
しかしパピヨンはもともと垂れ耳のスパニエルであった。
ある時期、立ち耳のものが生まれるようになった。
同胎で生まれた中でも垂れ耳の犬と立ち耳の犬が混ざる事がある。
パピヨンと言う犬種名は立ち耳になった以降に与えられた事は言うまでもない。
ちなみに立ち耳の「蝶」に対し、垂れ耳のものはファレン「蛾」とよばれている。

一般論として「耳が立っていても垂れていても良い」などと言う犬種は異例である。
垂れ耳であったはずのスパニエルの耳が突然立ってしまった異変を「蝶」のようだと評価して歓迎した高貴な人物がいたのであろう。
どちらでも良いと言う規定のわりには、片方が立ったり、中途半端な立ち方は欠点とされているので、ブリーダーはヒヤヒヤものである。
アメリカAKC,イギリスKCではパピヨンとファレンを同一種としているが、別犬種として分類している国もある。
規定上は「蝶」も「蛾」も同等に扱う事になってはいても、やはり「蝶」が優遇されている事は否定できない。

パピヨンの毛色は始めは有色(単色)であったが近年は白色が優勢になっており、有色の斑が小さくなる傾向がある。
パピヨンに限った事ではないが、有色(単色)の犬種は繁殖を重ねるごとに色素が退化して行く。
尾の先端や肢の先、口吻、胸の被毛から白色化が始まり、口吻から始まったブレーズが頭頂を通過してネックのホワイトを巻き込み、やがて全身を白色被毛が覆うようになる。
パピヨンは現在では「白地に有色の斑があるもの」と規定され、単色である事も全身ホワイトである事も失格とされているが、ホワイトへの移行途上である事は明らかである。

パピヨンの祖先は北方スピッツ系犬種の血を引くものと考えられ、外観のみならず性格的にもスパニエルとスピッツの特徴を併わせもつ犬種である。
清楚な絹糸状の被毛をもつバランスのよい小型犬で、愛玩犬の中でも最もエレガントな犬種と言われている。
骨格は四角いが豊かな被毛のために体長が長く見える。
被毛は咽喉の下と尻の部分に著しく多い。
活発で利口、温厚、従順、大胆である。
安産で、子育てがうまい。
小型で手入れに手間がかからず、体臭も少ないなど日本の住宅事情に適した犬で、今後人気犬種になって行くものと思われる。
意外であるがパピヨン、ファレンのネズミ捕りの技術は猫に勝るとも言われている。
フランス・スペイン
トイ (AKC)
トイ(KC)  
第9グループ(JKC)
♂20〜28cm
♀20〜28cm
♂1.6〜2.7kg
1.6〜2.7kg