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チャイニーズ・クレステッド・ドッグ
チャイニーズ・クレステッド・ドッグの起源については不明な部分が多く、発見された国々のそれぞれが原産国であるとする説があるが、そのいずれにも確証がない。
1500年代にスペイン人が中南米の各地に上陸し、チャイニーズ・クレステッド・ドッグを発見した事が中南米原産説の根拠となった。
被毛の状況からして寒冷地の原産であり得ないとする意見もこの説を補足した。

ところが同時期以降、中南米以外のアフリカやアジアのさまざまな地域でも無毛犬が発見された事により、中南米原産説に説得力がなくなった。
又、チャイニーズ・クレステッド・ドッグはアフリカ産のヘアレスドッグと類似点が多く、無毛犬の原産地はアフリカと考えるのが常識的となった。

スペイン人の中南米上陸より前の13世紀頃、アフリカ原産の無毛犬が中国に渡り、小型に改良固定され、その後、中国船の交易によって世界中にもたらされ たとするアフリカ原産、中国改良説が現在有力となっている。
実際、チャイニーズ・クレステッド・ドッグが発見されたのは世界中の古い港町に限られており、中国交易船の航跡と一致する。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグは無毛であるため、ノミなどの害虫が付きにくく、当時の船の衛生状態を考える時、船中での飼育に好都合であったと言う話もある。
さらにこの犬の体温は一般犬よりも高く40度が普通で、湯たんぽ代わりに使われたとも言われている。
チャイニーズ・クレステッドとは「中国人の冠」の意であるが、頭頂の冠毛が往時の中国人の髪型に似ている事に由来するもので、この名称が中国原産の根拠とはなり得ない。
仮りに中国原産説をとるならば、中国に現存しない事の説明も必要である。

少なくとも中南米ではチャイニーズ・クレステッド・ドッグはチワワの祖先犬と考えられている歴史の古い犬である。
中南米では無毛の小型犬を食用にする習慣があり、チャイニーズ・クレステッド・ドッグはこれらの犬の系統に位置するものと考えられる。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグは19世紀に入り、ヨーロッパやアメリカに珍犬として紹介され興味の対象とはなったが、すぐに一般家庭で飼育される事にはならなかった。
アメリカの犬種団体ではこの犬種の登録が途絶えたために公認が取り消された事もある。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグには「ヘアレス」と全身に毛のある「パウダーパフ」の2タイプがある。
ヘアレスとパウダーパフを並べて見ると、異なる犬種のように見えるが、被毛を除外すればまったく同犬種である事がわかる。
ヘアレスとヘアレス、ヘアレスとパウダーパフの交配では両方のタイプが生まれるが、パウダーパフとパウダーパフの交配では常にパウダーパフが生まれる。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグには系統的にグレーハウンド型とテリア型の2つのボディタイプがあり、頭部骨格はヨークシャー・テリアと似ている。

ヘアレスの頭頂には冠毛があり、口吻と尾の先端、下肢に若干の飾り毛がある以外は無毛で、あらゆる犬種の中で最も珍奇な犬である。
ヘアレスの皮膚はあたかも人間の皮膚のようであり、汗腺があり人間同様に汗をかく。
体温を下げるための、あえぎ呼吸をしない珍しい犬種である。
被毛がない事による皮膚の乾燥を防ぐためベビー・オイルなどを塗る習慣がある。
無毛犬は遺伝的に強壮ではなく、前臼歯はほとんど欠歯で、爪に異常のある個体が生まれる確率も高い。
犬種標準上、ヘアレスのみ欠歯が容認されている。
中国(中南米)
トイ(AKC)
トイ(KC)
第9グループ(JKC)
♂27.9〜33.0cm
♀27.9〜33.0cm