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スタッフォードシャーブル・テリア
18世紀から19世紀にかけて、イギリスではブル・バイティング(牛)やベア・バイティング(熊)が盛んで、これらの見世物のために使用される闘犬は初期には大型であったが、視覚的効果から小型でありながら機敏な動きをする犬が開発されるようになって行く。
小型の闘犬の多くは、体構が発達した大型の地犬に、身のこなしが軽快で攻撃的な性格をもつテリア犬種を交配して作出された。
スタッフォードシャー・ブル・テリアはこのような闘犬の小型化の流れの中で、在来のブルドッグ(現在のブルドッグより大型)にスムース・フォックス・テリアやホワイト・イングリッシュ・テリアなど小型のテリア犬種を交配して作出された。
スタッフォードシャー・ブル・テリアは、闘犬として使用されていた頃はブル・アンド・テリア、ハーフ・アンド・ハーフなどの別名で呼ばれており、現在のブル・テリアアメリカン・スタッフォードシャー・テリアと同じ祖先をもつ。

1835年イギリスで法により闘犬が禁止された事により、闘犬種は一時的に繁殖数が激減した。
闘犬種ブル・アンド・テリアはスタッフォードシャー・ブル・テリアとして当時のタイプのまま保存されるものと、改良されてホワイトブル・テリアに進化するものに分かれる。
この内、改良種であるブル・テリアは1875年KCに公認されたが、スタッフォードシャー・ブル・テリアは闘犬のイメージが強く残っており、1935年まで公認されなかった。
これ以降ドッグショーにも出陳されるようになり、番犬として家庭で飼育されるようになって行く。
この時代にはマンチェスター・テリアとの混血があり、より軽いタイプに改良されている。
闘犬種に陽が当たらなかった時代に保存に努めたスタッフォードシャーの愛好家に敬意を払い、この犬種はイギリス中部の州名スタッフォードシャーが冠されて呼ばれる事になる。

スタッフォードシャー・ブル・テリアは現在テリアに分類されているが、外見は多くのテリア種と異なりハウンド種に近い印象を受ける。
同じ祖先をもつブル・テリアよりもやや小型で、頭部の構成はブル・テリアと明らかに異なっている。
スタッフォードシャー・ブル・テリアは18世紀当時のブルドッグの様相を最もよく現代に伝えている犬種と言われている。

1880年代に古いタイプのブル・アンド・テリアがアメリカに渡り、独自に進化したのがアメリカン・スタッフォードシャー・テリア(ピットブル・テリア)である。
スタッフォードシャー・ブル・テリアとアメリカン・スタッフォードシャー・テリアスタンダードはほとんど同じであるが体高、体重ともにアメリカン・スタッフォードシャー・テリアがひとサイズ大きくなっている。

さまざまな犬種の混血から生まれた闘犬種の多くは、作出の目的である「獰猛」と「温和」と言う両極の二面性を持つ例が多い。
現代のスタッフォードシャー・ブル・テリアは攻撃性を抑えるための選択育種によって闘犬種時代の獰猛さは排除されたと言われるが、この犬種が愛玩化したとは考えない方が良い。
動物に対する狂暴性は潜在しており、一転して家庭犬にあらざる行動に出る例が少なくない。
この「紙一重の危うい気質」と「不屈の勇気」こそがスタッフォードシャー・ブル・テリアが多くの国にファンを持つ理由でもあるのだ。
イギリス
テリア(AKC)
テリア(KC)  
第3グループ(JKC)
♂36〜41cm
♀36〜41cm
♂13〜17kg
11〜15kg