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ソフトコーテッド・ウィートンテリア
この犬種の正式な起源は定かではなくあいまいである。
信頼できる記録が残るのは200年程度前のアイルランドであるが、それ以前からアイルランドにはソフトコーテッド・ウィートン・テリアと推定されるテリア犬「ソフトコーテッド・ドッグ」の存在が認められていた。
おそらくソフトコーテッド・ウィートン・テリアはアイルランド原産の4犬種の中で最も古い犬種と思われる。

ソフトコーテッド・ウィートン・テリアはアイリッシュ・テリアケリー・ブルー・テリアの近縁であると考えるのが妥当であり、ソフトコーテッド・ウィートン・テリアがケリー・ブルー・テリアの先祖犬であるとする説も近年有力である。
ソフトコーテッド・ウィートン・テリアは柔らかい絹のような手触りの麦わら(ウィートン)色の被毛をもつ中型のテリアで、この毛質こそが、この犬種と他のテリアを大きく分ける特徴となっている。
頑丈で力強く活動的であり、側望した輪郭は方形で均整がとれ、がっしりとしている。

ソフトコーテッド・ウィートン・テリアはアイルランド南部の農村地域で長期に渡り飼育が続けられていた。
当時、アイルランドには農民が猟犬を飼育する事を禁じた法律があったため、猟を得意としたこのテリア犬種が「多用途の農家の使役犬」として飼育されて来たのである。
「多用途の農家の使役犬」は家畜の群れの管理や農地の番をする事に始まり、害獣の駆除、小獣の狩猟、飼い主の護衛などを万能にこなす。
主として使役を目的に繁殖される犬種の場合、サイズや被毛の質、色などについて細かに考慮される事は少ない。
たくましく勇敢で、過酷な自然環境を克服し、職務を遂行できる能力をもつ事が農家の使役犬ソフトコーテッド・ウィートン・テリアに求められた最も重要な条件であった。
ソフトコーテッド・ウィートン・テリアは狩猟犬種のように特別な意図をもって改良された犬ではなく、アイルランドの必然性が骨格を作り、アイルランドの気候が独特の被毛を作り出した犬種なのである。
まさしくアイルランドの自然がこの犬の犬種標準を決めたと言える。

ソフトコーテッド・ウィートン・テリアはテリア犬種でありながら、性格が穏やかで従順、訓練がしやすいのが特徴である。
ソフトコーテッド・ウィートン・テリアはアイルランド時代にも主人に対して愛情深く忠実な良き家庭犬だったのである。
他のテリア犬種では奨励される事の多い「攻撃性」はこの犬種ではほとんど見られない。
この犬種がもつ資質は、現代人が求める家庭犬の条件によく適合しており、近年北米を中心にコンパニオンドッグとしての人気が急速に高まっている。

ソフトコーテッド・ウィートン・テリアの被毛色は幼犬時には濃いのが普通で毛先が黒い事もある。
幼犬や若犬では成犬に見られるようなウエーブは少ない。
毛色は成長とともに変化するが、1年半から2年に達する頃に明るいウィートン色調が完成する。

ソフトコーテッド・ウィートン・テリアはアイルランドで使役犬としての長い歴史を有するにも関わらずアイリッシュ・ケネル・クラブが正式に公認したのは1937年である。
イギリスでは1943年公認された。
アメリカに渡ったのは1946年、AKCの公認が1973年である。
アイルランド
テリア(AKC)
テリア(KC)  
第3グループ(JKC)
♂45.7〜48.3cm
♀43.2〜45.7cm
♂15.9〜18.1kg
13.1〜15.9kg