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ノーリッチ・テリア
洋の東西を問わず、ネズミは害獣の代表である。
小型テリア犬種の多くは、ネズミ捕りの技術の優劣によって改良されて来たと言ってよい。
能力本位で繁殖活動が行われるとなると、さまざまな犬種の混血があったと考えられる。
実際ノーリッチ・テリアには作出に関与したと考えられる多くの犬種の特徴の一部が見いだせる。
現代のように純血種を保護すると言う考え方はノーリッチ・テリアについて言えばネズミ捕りの必要がなくなった頃から始まる。

ノーリッチ・テリアの発祥はイギリス東部地方と言われている。
1880年代にケンブリッジ大学の学生の間でネズミ捕りの上手な小型テリアを飼育するのが流行したと言うから、どこにでもネズミは居たらしい。
当時の人気ネズミ捕り犬はボーダー・テリアアイリッシュ・テリアなどを地元に在来のテリア種と交配したものであったらしく、サイズの大小や毛色もさまざまな小型のテリアであった。
20世紀の始め、この中のネズミ捕り技術の特に優れた「ラッグズ」と呼ばれる犬1頭がノーフォーク州の州都ノーリッチ市に移された。
ラッグズは短肢で、骨太で、砂色の被毛を持ち、断耳されており、現在のノーリッチ・テリアの先祖と言われている。
ラッグズはこれ以降この地方で作出されるネズミ捕り犬の血統に大きな影響を与え続けた。

1932年KC(イギリス)はこの犬種をノーリッチ・テリアとして公認した。
当時ノーリッチ・テリアは直立耳と垂れ耳の両方が認められていたが、これらを別犬種とする運動が起こり、1965年に立ち耳をノーリッチ・テリア、垂れ耳をノーフォーク・テリアとして区別した。
ノーリッチ・テリアは1914年にアメリカに渡った。当時のアメリカにもネズミは居たはずであるが、アメリカでのノーリッチ・テリアはネズミ捕りとしてではなく、キツネ狩りで活躍した。
AKC(アメリカ)は1936年にノーリッチ・テリアを公認した。
1979年AKCKCに習いノーリッチ・テリアの内、垂れ耳犬種をノーフォーク・テリアとして独立させている。

ノーリッチ・テリアは主としてネズミ捕りと言う「作業」能力に主眼を置いて選抜改良されて来たために、体力が強壮で、各種の疾患に対する抵抗力も極めて強い。
作業用テリアとしては最小のサイズで、体高に制限はあるものの、体長や幅には個体差が認められている。
多犬種の混血の結果として、この犬種の毛色はさまざまであるが、昨今は赤系統のものが多い。
幼犬時には暗色の被毛が6ヵ月を過ぎた頃に明るく変化する例が多い。
当然ながら、ノーリッチ・テリアは小動物に対する闘争心が強く、大胆不敵、敏感で警戒心に富む。
ネズミの居ない現代家庭では番犬として絶大な能力を発揮する。
この犬種の由来となっているネズミ退治の「性能」を後世に伝えるため、ノーリッチ・テリアの犬種団体によって作業能力やスピードを競う競技会も開催されている。
イギリス
テリア(AKC)
テリア(KC)  
第3グループ(JKC)
♂25.4cm
♀25.4cm
♂5.4kg
5.4kg