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ウェルシュ・スプリンガー・スパニエル
ウェルシュ・スプリンガー・スパニエルはウェールズ地方の鳥猟犬で、実猟以外の場で愛犬家に知られるようになったのは近年の事である。
しかしこの犬種の歴史は古く、人間が犬を狩猟の友とし始めた石器時代からウェールズ、アイルランド、スコットランドで人類と共に狩猟の旅をしていた。
ウェルシュ・スプリンガー・スパニエルには多くの亜種が存在するため、数ある鳥猟犬の改良種と思われがちであるが、逆に今日、飼育されているほとんどの鳥猟犬の祖先にあたる犬種なのである。

スプリング(スプリンギング)とは獲物を隠れ場所から飛び立たせたり、追い出したりする猟芸で、銃のない時代からカスミ網猟や鷹を使っての猟法で役立ってきた。
この犬種は最初からスプリンガーとして登場したわけではない。
むしろレッドホワイトマーキングがあるリトリバー種として知られる時期が長かったようだ。
ウォータードッグとしての性能もきわめて高い。
19世紀の終りまでこの犬種は「ウェルシュ・コッカー」と呼ばれていたが、1902年に、秀でた猟芸であるスプリンギングにちなみ改称された。

ウェルシュ・スプリンガー・スパニエルの最大の特徴はレッドホワイトの被毛色にある。
古い時代に犬の繁殖に際して重視されたのは主として毛色であり、毛色の美しい個体がさらに繁殖に使われた。
実際、この時代にはイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルとウェルシュ・スプリンガー・スパニエルの区別は被毛色でのみ行われていた。
この頃、ダーウィンの進化論が認知され始め「優性繁殖」が行われるようになって、ウェルシュ・スプリンガー・スパニエルは更に洗練された。
際立った美しさをもつウェルシュ・スプリンガー・スパニエルの人気は高まり、ヨーロッパ全土に広まって行った。
この犬種は上流社会で好んで飼育される猟犬であったらしく、ヨーロッパの古い織物や絵画に頻繁に登場する。
絵画の中の姿は現代のウェルシュ・スプリンガー・スパニエルの犬種標準にぴったりと符合する。
ウェルシュ・スプリンガー・スパニエルはクランバー・スパニエルの近縁であるとする説があるが、これは耳の形態や骨格が似ている事に由来する。

ウェルシュ・スプリンガー・スパニエルはあらゆる気候に適応でき、激務に耐える強壮な体構をもつため、アフリカやインドなどを含む世界中で猟犬として活躍している。
イングリッシュ・コッカー・スパニエルよりもやや大きく、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルよりは小さい、家庭犬として手頃なサイズで番犬としても有能である。
イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルが近年コンパニオン・ドッグとして進化したのに比べ、ウェルシュ・スプリンガー・スパニエルは実猟犬としての性能をもったまま家庭に迎えられているのが実情である。
イギリス
スポーティング(AKC) 
ガンドッグ(KC)
第8グループ(JKC)
♂45.7〜48.3cm
♀43.2〜45.7cm
♂18.1〜24.9kg
♀15.9〜22.7kg