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アイリッシュ・ウォーター・スパニエル
アイリッシュ・ウォーター・スパニエルはスパニエル種の中では大型で、きわめて古い犬種である。
この犬の詳細な起源は不明であるが、水泳の達者なポルトガルの猟犬種がスペインを経てアイルランドに上陸したものと考えられている。
1934年から1936年にかけてハーバードの考古学調査団がアイルランドを訪れ、ラゴールにある湖の底を発掘した所、他の犬種に混じってアイリッシュ・ウォーター・スパニエルと考えられる頭蓋骨が発見され、この犬種が7〜8世紀頃、すでに生息していた事を突き止めた。
中央ヨーロッパの古い湖からも同タイプの頭蓋骨が発掘されており、当時この犬種は、水中に落ちた矢を拾って来るように訓練されていたと考えられる。
古代ローマ時代の遺跡からはアイリッシュ・ウォーター・スパニエルと思われる犬の彫像が発見されている。
アイルランドには過去に3種類のウォーター・スパニエルがいたと言われるが、アイリッシュ・ウォーター・スパニエルはその内唯一の生き残りである。
形態から見てプードルカーリーコーテッド・リトリバーとの混血があると推定されるが相違点も多く、近縁であるとは断定し難い。
古い文献には「水鳥を追うウォーター・ドッグ」と記述されており、鳥猟に銃が用いられる以前から活躍していた事が分る。

犬種名のとおり、水中での作業を得意とする犬種で、水鳥の猟に欠く事のできない犬種である。
アイリッシュ・ウォーター・スパニエルはポインター、セッターと同等の仕事を行うが、リトリバーとしても有能である事が知られている。
厚く硬質の巻き毛は油脂分に富み、耐水性が高く、冷たい水中での作業が可能な数少ない犬種である。
反面この特徴的な被毛は枝や茨に絡みやすく、草木の実が付着するため、猟野によっては不向きなケースもある。

アイリッシュ・ウォーター・スパニエルのラット・テールと呼ばれる尾はさらに特徴的で、これに類似した尾をもつ犬は見られない。
直線状の尾の付け根付近は太く、緻密な巻き毛に覆われているが、先端に向かって途中でほとんど無毛の状態となり先細りしている。
アイリッシュ・ウォーター・スパニエルの尾は断尾されない。
スパニエル種の中で唯一断尾されない珍しい犬種である。

アイリッシュ・ウォーター・スパニエルはユニークな冠毛や目の間のひさし状の巻き毛などからスパニエル・ファミリーの道化役者と言われている。
用心深く、探究心が旺盛で、猟犬にふさわしい安定した気質をもつ。
主人には忠実であるが、見知らぬ者には敵意を示す。

被毛色は鮮やかな濃いレバー色が望まれる。
特にアイリッシュ・ウォーター・スパニエル独特の紫がかった光沢のあるピュース・レバーが賞賛される。
アイルランド
スポーティング(AKC)
ガンドッグ(KC)
第8グループ(JKC)
♂55.9〜61.0cm
♀53.3〜58.4cm
♂24.9〜29.5kg
♀20.4〜26.3kg