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フラット・コーテッド・リトリバー
ヨーロッパで古くから飼育されて来たポインターやセッターは、優れた猟犬であるが、本来好んで水に入る犬種ではなかった。
水を好まない犬に、水に入る事を命じるトレーニングは容易ではない。
イギリスと交易のあった北アメリカ、ニューファンドランド諸島では水泳を得意とするリトリバー犬種がタラ漁に使用されており、水中での能力が高く評価されていた。
水辺猟の回収犬としてニューファンドランド由来の水泳を得意とするリトリバー犬種がイギリスに渡る事になる。

19世紀の初頭にはヨーロッパ在来の猟犬とニューファンドランド由来のリトリバー犬種の混血が盛んに行われ、水を恐れない猟犬の作出が熱心に行われた。
回収能力の高い犬種が多く作出されたが、複数犬種の交雑種であったため、これらの犬は長期間、雑種として扱われていた。
これらの犬の体形は類似していたが、被毛の質が異なっていた事からウェービーコーテッド、スムースコーテッド、フラットコーテッドなどと区別された。

こうして固定されたのがフラット・コーテッド・リトリバーで、祖先については特定が困難で、ラブラドール・リトリバー、セッター、ニューファンドランドコリー、スパニエルの混血もあると言われている。 形態的にはセッターとニューファンドランドの影響が強く感じられる。
フラット・コーテッド・リトリバーはチェサピーク・ベイ・リトリバーよりも少し小柄で、主としてウズラやキジ猟に用いられた。
被毛が体表に添ってフラットであるため、フラット・コーテッドと命名された。
リトリバー犬種の中で最も足が速く、セッターに由来すると思われる探索犬としての資質を強く残す猟犬である。
水中での回収作業にも優れ、水辺猟における万能犬と言われている。

20世紀の初めまで、フラット・コーテッド・リトリバーはイギリスで非常に高い人気を保って来たが、この犬種と同じ用途のラブラドール・リトリバーゴールデン・リトリバーが出現した事によって、繁殖数が激減し第2次大戦の終結時には絶滅の危機にあった。
現在のフラット・コーテッド・リトリバーは、戦渦を逃れガンドッグとして実猟に用いられていた数少ない犬の子孫であると言われる。
犬種の人気が落ちる事は、良い面もある。
商業的繁殖家は人気の低い犬種を見捨てるため、真にこの犬種の作業能力を保存しようとする人々に繁殖管理が委ねられる事になるからだ。
大戦後の絶滅の危機からこの犬種を復活させたのは、まさしくこれらの人々であった。

実猟ではイバラの茂みや冷水を恐れず、推進力のある疾走と耐久力を示し、獲物を傷つける事なく運搬する。
忠実で従順、賢明、知的、陽気で自信に満ちている。
被毛色はブラックレバーの単色である。
イギリス
スポーティング(AKC) 
ガンドッグ(KC)
第8グループ(JKC)
♂58.4〜62.2cm
♀55.9〜59.7cm