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ラサ・アプソ

ラサは神秘の国チベットの首都で、インド国境を北に越えた山岳地帯である。 アプソは黄金色の被毛を持つ山羊の意。
この犬がこの国の山羊に似た被毛を持つ事により、ラア・アプソと呼ばれる。
ラサ・アプソはチベットではアプソ・セン・カイと呼ばれており「吠えるライ オン」と言う意味のチベット語に由来すると言う説もあリ定かではない。

ラサ・アプソは2000年の歴史を持つ古い犬種で、人の死後「魂が宿る犬」と信じられ、ラマ教の僧侶の庇護を受けて飼育されていた。
数世紀にわたり高僧や貴族が独占して飼育し、信仰の対象として宗教儀式にも参加させ、門外不出の犬として扱って来た。

門外不出の犬が門を出る時、つまり外国への献上などの場合には、複製を防止する目的で雄犬に限られていた。
ラサ・アプソは中国の朝廷へ雄犬が献上された事があり、この犬がシーズーペキニーズの祖先犬になったと考えられている。
ラサ・アプソは現在でも幸福をもたらす(魔除け)犬と信じられている。
ラサ・アプソがヨーロッパに渡ったのは20世紀に入ってからで、ロンドンのドッグショーでは「東洋の魔除け犬」として紹介された。
海外への普及過程でチベタン・テリアシーズーと混同された経緯があり、シーズーとの混血も行われた事から被毛色にも混乱があり、高度に固定された犬種とは言い難い。
真のラサ・アプソは現在でもチベットでしか見られないとも言われる。
KCは1933年、AKCは1935年に公認している。

ラサ・アプソはチベット原産のチベタン・テリアチベタン・スパニエルと共通した厚い被毛を持ち、飾り毛豊かな尾を背負っているのが特徴である。
硬く長い上毛と密生した下毛はこの地域の山羊とともに、山岳地の寒冷気象に適応したものである。

ラサ・アプソは聴覚がきわめて鋭く、遠くから知人と他人を見分ける能力に秀でている。
鋭い聴覚によって雪崩の予知も可能と言われ、現在でも雪山の登山に連れて行く慣わしがある。
チベット原産の犬に共通する性格として、主人に忠実で情愛深いが他人に対しては警戒心が強い事が挙げられる。
日本では問題行動とされがちな、警戒心が強くよく吠えると言うラサ・アプソの特質は往時のチベットでは長所とされていたのである。

欧米の愛玩犬の成り立ちとは異なった歴史をもつ事がラサ・アプソの気質に大きく影響しており、長毛小型のこの犬種がトイ・グループに分類されない理由と考えてよい。
現在でもラサ・アプソの愛好者は警戒心に基づくこの犬種の特質を容認しており、「無駄には吠えない」と応じている。
チベタン・テリアよりは小型で、白色被毛のものはマルチーズに似ている。

中国(チベット)
ノン・スポーティング(AKC) 
ユーティリティ(KC)
第9グループ(JKC)
♂25.4〜27.9cm
♀♂より少し小さい
♂6.8kg
♀6.8kg