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サルーキ
サルーキはグレー・ハウンド系に属する大型犬で、優美でスピード感にあふれた高貴な雰囲気をもつ犬である。
もともとは、中近東から北アフリカ一帯の地犬で、古くから鹿(レイヨウ)狩りに使われ、鷹狩りの補助やジャッカル、狐、野兎、猪などの狩りでも活躍していた。
きわめて古い歴史をもつ犬種で、聖書の中に「犬」が出てくればサルーキを意味すると言われる位である。
遊牧民族とともに移動したために、カスピ海沿岸からサハラ砂漠まで当犬の生息地は広範囲なものとなっており、地域によって体格や毛質、毛色が一定ではない。
アラブ産のサルーキはペルシャ産よりも小型である。
毛色ではメソポタミア産は淡色、南部シリア産はレッド、高原地帯のものは暗色が多い。
5000〜6000年前にすでに現在のサルーキに似た犬が確認されており、エジプト王家の犬として大切に扱われて来た経緯がある。
耳、尾、肢に飾り毛をもつグレー・ハウンドタイプの犬、つまりサルーキ以外に考えられない犬の彫刻が出土している。
ナイル川上流の墳墓からは犬そのもののミイラが多数発見されている。
サルーキとはアラビア古語の「アラー神より授かりしもの」の意とされ、回教徒はこの犬種を神聖なものとして大切にして来た。
又、サルーキの犬名は古代アラブにあった地名「サルク」に由来するとの説もある。
原産地の多くはイスラム圏であり、宗教上の理由から犬を不浄とする文化があるが、サルーキだけは例外として扱われ、人と同じ敷物の上で寝ることを許された唯一の犬であった。
サルーキが捕ってきた肉は教義上も食べることが許されたと言う。
サルーキは十字軍によってヨーロッパに伝わり、1840年にイギリスに渡った。
イギリスではガゼル・ハウンドと呼ばれていた時期がある。
第一次大戦中にはイギリス軍将校らが中東地域からサルーキを本国に持ち帰り、細身で脚の速い犬種の関心が高まった。
これ以降「犬のサラブレット」と評され各国で知られるようになった。
家庭犬としてのサルーキは賢明、誠実で、子供にやさしく、清潔好きで体臭が少ない。
愛玩犬として一般向きとは言えないが、飼育に関して困難な点は無い。
攻撃的ではないが良い番犬になる。
サルーキに近縁のイビザン・ハウンドファラオ・ハウンドなど、エジプト原産と言われる犬種について、近年米国でDNAによる調査がされ、これらの犬種は「過去数百年の歴史しかない」と発表されたことで、新しい論争が起こっている。
エジプト
ハウンド(AKC)
ハウンド(KC)  
第10グループ(JKC)
♂58.4〜71.1cm
♀おすよりやや小さい