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オッターハウンド
イギリスでは狩猟の目的である動物に適合した猟犬を作出する努力が行われて来た。
狩猟の歴史は猟犬改良の歴史そのものと言ってよい。
カワウソ(オッター)は大量の川魚を捕るため、川魚を食糧とした人間から害獣とみなされていた。
イギリスではカワウソ猟は日常的ではないが伝統的に行われ、退治したカワウソの数が競われた。
19世紀後半以降、特定の地域ではカワウソ猟を通して猟犬の訓練技法が競われ、洗練されたスポーツとなっていた。
オッター・ハウンドはカワウソ狩りに使用するために改良された犬種である。
水の中での行動に適した水かき状の趾や、体温の低下を防ぐ厚い被毛(タブルコート)に守られ、厳寒の川に入ってカワウソを巣穴に追い込み、退治した。
オッター・ハウンドの起源と考えられる犬は数々あるが、いずれも確証はない。
サザン・ハウンドとウェルシュ・ハリアを始祖とする説は、両犬種の作出が盛んな地域性から見て有力である。
ブラッド・ハウンドが起源であるとする説は、オッター・ハウンドの頭蓋の形や耳の長さ、体形、獲物を捜す時の群を抜く嗅覚に由来している。
実際ブラッド・ハウンドはカワウソ狩りに使われていた記録がある。
ウォーター・スパニエル起源説は、オッター・ハウンドの被毛の質を根拠としており、ブルドッグの混血もあると言われている。
フランス原産説もある。
フランスのバァンデ地方を原産とする一連の犬種との比較によるもので、体形に共通の要素が多く、被毛は同質と言ってよい。
フランスのニベルネグリフォンの関与説も有力である。
オッター・ハウンドに特徴的なのは耐水性のある被毛である。
上毛は密生して硬く、粗く、やや縮れていて外傷から身を守る。
特殊な環境下の使役では被毛の長さより毛の質が重要である。
むしろ、長すぎる上毛は水を含み重くなるので欠点とされる。
脂質を含む羊毛状の下毛は短く、防水、断熱性に富み長時間の水中作業を可能としている。
オッター・ハウンドはカワウソ狩りに特化された犬種と言うことで、家庭犬として評価されるのは後年になってからである。
現在ではカワウソが害獣とみなされなくなった事もあり、当初の用途では原産国でさえ出番がない。
オッター・ハウンドは他の動物に対して寛大で、人に対する協調性も豊かなことから、徐々に家庭犬として注目され、ファンも増えている。
イギリス
ハウンド(AKC)
ハウンド(KC)  
♂61〜68.6cm
♀58.4〜66.6cm
♂34〜52.1kg
29.5〜45.4kg