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ノルウェジアン・エルクハウンド
ノルウェジアン・エルクハウンドの原産国は北欧ノルウェーで、この犬種と確認できる遺骨が紀元前5000年頃の石器時代の地層や遺跡から発掘されており、きわめて古い歴史をもっている。
遺跡からの発掘状況により、ノルウェジアン・エルクハウンドは6000年以上も前から人間と深くかかわって暮らしていた事が裏付けられている。
狩猟民や時には海賊の同志として、農場をオオカミやクマから守る番犬として、ノルウェー文化にとって重要な役割を果たしてきた。

エルクとはヘラ鹿の事で、北欧やアジアに棲息する鹿の内、最大のものである。
エルクの雄は体長3メートルに達し、頭上にヘラ状の巨大な角をもっている。
ノルウェジアン・エルクハウンドは主としてエルクの捕獲のために用いられたようである。
過酷な気象条件や起伏の多い地形でも、長時間追跡できる持久力、勇気、機敏さをもち、大型野生動物の捕獲能力は卓越している。
狩猟の方法は、ノルウェジアン・エルクハウンドに長い革ひもを付け、猟師を先導させる方法や、ノルウェジアン・エルクハウンドを解き放ち、自由に獲物を追跡させ、見つけたら猟師に吠えて知らせると言う伝統的なものである。
ノルウェジアン・エルクハウンドは獲物を直接攻撃せず、自らも敵の攻撃を避けて吠え続け、猟師が辿り着くのを待つ。
獲物の追跡中は常に猟師と自分、自分と獲物の位置関係を把握し、猟を成功に導く。
独立心旺盛、知的で誇り高く、狩猟犬の中でも特に信頼できる典型的な北方タイプの犬種と言える。

ノルウェジアン・エルクハウンドは先端の尖った直立耳巻き尾をもつスピッツ系の狩猟犬で秋田犬に似ているが秋田犬より小型である。
狩猟能力を第一として選別され繁殖されたノルウェジアン・エルクハウンドは、犬種標準のような枠にはめられなかったために、自然理にあらゆる身体的な特徴を獲得した。
大型野生動物の狩猟をする犬に求められたものは速さよりも優れた持久力であり、ノルウェジアン・エルクハウンドの筋骨たくましいスクウェア型の体躯は使役の要求に応えた結果である。
合理的な体構成と均整のとれた美しさは長年の試練を遂行する事で進化したものと言える。

ノルウェジアン・エルクハウンドは使役犬としての知名度は高かったが、19世紀の後半になるまでショードッグとして扱われる事はなく、1877年になってノ ルウェーの狩猟家協会が初のドッグショーを開催した。
その後、ノルウェジアン・エルクハウンドについて可能な限り遡って調査が行われ、血統台帳が出版され、犬種標準が作られた。
ノルウェーに於いて大きな貢献をした犬種として海外に紹介されたノルウェジアン・エルクハウンドは、有能な猟犬である事、献身的な家庭犬である事の両面に於いて人気を高めて行く。

家庭では温和で友好的な犬種であるが、不審な客に対しては大きな吠え声をあげる番犬ともなり用途は広い。
被毛は豊富で密集していてなめらかである。
毛色は公式には「グレーの陰影」とされているが決してくすんだ色ではない。
 
ノルウェー
ハウンド(AKC) 
ハウンド(KC)
第5グループ(JKC)
♂52.1cm
♀49.5cm
♂24.9kg
♀21.8kg