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ハリア
   
ハリアは1頭ではなく群れを形成して獲物を追跡する事を得意とする、嗅覚ハウンドに属す猟犬である。
主としてウサギ狩りに使用されたが、訓練次第ではキツネ狩りでも能力を発揮した。
並外れた嗅覚力を備えており、条件の悪い荒れ地でも長時間追走を続けるスタミナをもっている。
ハリアがウサギを追跡する速度は、ハンターが歩いてついて行ける程度のスピードだったため、馬を所有しない労働者階級にもこの犬種は愛用された。

ハリアの犬名の由来はノルマン語の狩猟犬「harrier」からきており、ノルマン人がイギリスに連れて来たという説が有力である。
もともと「harrier」とは追跡ハウンド全体を指す語であったが、19世紀に入り当時優秀な追跡能力を示したハリアの祖先にあたる犬種に「harrier」の名称が与えられたと考えられる。

ハリアの起源については、サザン・ハウンドにグレーハウンドを交配して作出したという説があるが、他にも諸説あり、その詳細は不明である。
ハリアの外観からはブラッド・ハウンドビーグルの祖先と密接な血縁があると言う説に説得力があるが、近年ではイングリッシュ・フォックス・ハウンドの小型のものを選択育種したものがハリアであるとする説が支持されている。
実際にハリアはイングリッシュ・フォックス・ハウンドに体形、毛色ともに酷似しており、やや小型である事を除いては両犬が混同される事が多い。
気質の点でもフォックス・ハウンドとビーグルの中間に位置すると言われる。
体高が標準を超えるものは、フォックス・ハウンドの影響が強いものとして、ハリアとして認められない。
ハリアにはフォックス・ハウンドにはないブルーの斑が現れる事がある。

この犬種の存在が歴史上明確になるのは、1260年頃のイギリス西部である。
その後の少なくとも500年間はこの地域で繁殖飼育されていたと言われ、ウェールズでは「ありふれた犬」であった。
19世紀に入り、ハリアは絶滅に近い状態となったため、フォックス・ハウンドの血統を入れて再生を果たしたいきさつがある。
イギリスにはハリアの単犬種団体が存在するため、ハリアはイギリスKCドッグショーに出陳される事がほとんどなかった。
イギリスKCは1986年この犬種を公認犬種から削除している。
アメリカでは英国植民地時代より嗅覚ハウンドとして盛んに使用され知名度が高い。
ハリアは他犬にも友好的で集団飼育にも耐える。
近年では、猟犬としてだけでなく家庭犬としても愛されている。
 
イギリス
ハウンド(AKC)
第6グループ(JKC)
♂48.3cm〜53.3cm
♀48.3cm〜53.3cm