ウェルシュ・コーギ
オーストラリアン・キャトルドッグ
オーストラリアン・シェパード
オールド・イングリッシュ・シープドッグ
コリー
シェトランド・シープドッグ
ジャーマン・シェパード
スウェディッシュ・バルフンド
ブービエ・デ・フランダース
ブリアード
プーリー
ベアデッド・コリー
ベルジアン・シープドッグ
ベルジアン・タービュレン
ベルジアン・マリノア
ボーダー・コリー
ボースロン
ポーリッシュ・ローランド・シープドッグ
オールド・イングリッシュ・シープドッグ

犬種名は「オールド」と呼ばれるが、200年程度の歴史を持つ比較的新しい犬である。
ヨーロッパの牧羊犬がスコットランドに渡り、スコットランドの数種の牧羊犬との混血によって作り出されたものと言われるが、ベアデッド・コリーが直接関係していると言う説もあり、ロシアの牧羊犬の関与説もある。

オールド・イングリッシュ・シープドッグは牧羊犬に分類されるが、羊を追って走り回る犬ではなく、羊や牛の後について護衛したり、群れを誘導するタイプの犬「群れ追い犬」として飼育された。
鉄道が無かった当時の牛の移送距離は、牧畜が盛んであったスコットランドからはるばるロンドンに及ぶもので、有能な群れ追い犬なくしては牧畜業が成り立たなかったのである。

オールド・イングリッシュ・シープドッグは別名ボブ・テール(尾無し犬)とも呼ばれるが、当時のイギリスで家畜商人が飼育する犬に対する税金の免除対象犬の印として断尾した事に由来する。
走る事より歩く事の多かったオールド・イングリッシュ・シープドッグには、バランスをとるための長い尾は不要と考えられたと思われる。
オールド・イングリッシュ・シープドッグの尾はまれに生まれつき無いものがあるが、尾が付く場合は5cm以下に断尾する。
近年はほとんど尾の確認ができない程に短く切られる事が多い。

骨量が充分でがっしりとした体躯に、頭部から始まるぼうぼうとした被毛が全身を覆う。
この被毛が暑さ、寒さ、水から身を守るため、あらゆる気候条件下にも順応できる。
頭部に垂れ下がる被毛によって顔が見えず、表情がまったく不明である。
オールド・イングリッシュ・シープドッグの被毛は羊毛に似ており、紡いで糸にする事ができる。
手袋や織り物が作られる事もあったが高価であり商業ベースにはのらなかった。

オールド・イングリッシュ・シープドッグは速度の遅いトロット歩様なみ足では側対歩(同じ側の前後の脚を同時に出す歩様)で進む特性がある。
このため尻部を左右に振るのが特徴的である。
オールド・イングリッシュ・シープドッグはテンダー・マウス(優しくくわえる)能力を持つため、回収犬としてトレーニングした場合には優秀な猟犬となる。
1960年頃には、イギリスの塗料メーカーが、この犬をテレビコマーシャルで使用した事で塗料もこの犬もブームになった事がある。
アメリカではナニー・ドッグと呼ばれ、子守り役の犬として知られている。

体長と体高がほぼ等しく側望して正方形の体形である。
愛情深く性格は穏やかで順応性も高く、人の言葉をよく理解するので愛すべき家庭犬としてファンが多いが、小型の愛玩犬がそのまま大きくなったと考えるべきではない。
咬みつく事で牛を制御していた過去を忘れてはならず、攻撃的な本能を秘めている。ただし理由のない攻撃に出る事はない。
テリトリー意識が低いので本格的な番犬に向く犬種ではない。
体が大きい事の負担も相当のものがあり吠え声は特に大きい。
服従トレーニングは必須である。
被毛の手入れには手間と時間を要し、ブラッシングを欠かさず充分に行う事が必要な犬種である。

イギリス
ハーディング(AKC) 
パストラル(KC)
第1グループ(JKC)
♂55.9cm以上
♀53.3cm以上
25〜35kg
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