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ウェルシュ・コーギー
ウェルシュ・コーギーはウェールズ地方の地犬でカーディガンとペンブロークの2種ある。
「カーディガン」は3000年以上の歴史をもつ古い犬種で、紀元前1200年頃に中央ヨーロッパから犬を連れて移住したケルト民族がウェールズのカーディガンシャー地方に住みついた事が犬種名カーディガンの由来であるとされる。
ケルト民族と共にイギリスに渡ったのはダックスフンドに近い系統の犬であったと考えられている。
カーディガンはケルト民族との長い共同生活を経て、ほとんど人間に近い能力をもつに至った。
「ペンブローク」はフラマン人の織物職人が犬を連れてウェールズのペンブロークシャー地方に移民した事が由来とされる。
この時にイギリスに渡ったのはベルギーのスキッパーキ系統の犬であったと伝わっている。
「コーギー」とはイギリスに残るケルト語で小型の犬を意味する。

カーディガンとペンブロークは外貌上は非常に似た犬であるが、始祖犬は明らかに別犬種であり、育種の歴史も異なっている。
主な相違点はカーディガンは尾が長く、耳の先端が丸い。
ペンブロークは尾が短く、耳の先端が尖っている。

同じウェールズ地方の作業犬同士に交雑があったとする説は自然である。
近年になり両犬は多くの類似点をもつようになり、同一犬種にまとめる動きが起こる。
この後1925年のイギリスのドッグショーまで事実上同一犬種として扱われ、この間の混血によっても両犬はさらに多くの類似性をもつ事になった。

現在の用途は両犬とも牧畜犬であるが、カーディガンが元来、牧畜犬の系統であり、家畜を統率する技に特に秀でていた。
カーディガンは家畜を牧草地へ誘導し、外敵や危険から守り続け、主人の合図によって連れ戻すという重要な仕事を任されていた。
牛など大型の家畜の移送に際しては踵(かかと)に噛み付き、方向転換をさせた。
この得意技は時に牛を守るのではなく、牛を追い散らす目的でも使われた。
当時の牧草地には境界が無く、牧畜家は自家に近い牧草を他家の牛に喰われる事を嫌った。
コーギーの踵への攻撃に対し、他家の牛は本気で反撃したが、体高の低いコーギーは器用に身をかわす事ができた。
コーギーは主人の合図によって自家の牛を守り、他家の牛を追い払うという人間でも混乱しそうな作業をこなした。
やがて土地が分割され、牧草地が柵で囲まれるようになると多くのコーギーは職を追われる事になった。
原産地ウェールズでもカーディガンが絶滅寸前になった事がある。

コーギーは1927年にクラス分けされ、1934年にカーディガンとペンブロークが別犬種に分類された。
現在はカーディガンとペンブロークそれぞれの特質を強調する方向で作出が続けられている。
ヨーロッパの古い書物には「踵に注意」などと記述があったが、踵を攻撃する癖の矯正にも成功したようである。
ペンブロークは生来尾の無いものが多いが、尾の長い子犬が生まれたら断尾される。
性格面でも若干の違いがあり、ペンブロークの方が興奮しやすい。

コーギーは女王ひいきの犬と言う事もあって、イギリスで非常に高い人気を保つ犬種である。
カーディガン ペンブローク
イギリス イギリス
ハーディング(AKC)
パストラル(KC)
第1グループ(JKC)
ハーディング(AKC) 
パストラル(KC)
第1グループ(JKC)
♂26.7〜31.7cm
♀26.7〜31.7cm
♂25.4〜30.5cm
♀25.4〜30.5cm
♂13.6〜17.2kg
♀11.3〜15.4kg
♂13.6kg以下
♀12.7kg以下