ウェルシュ・コーギ
オーストラリアン・キャトルドッグ
オーストラリアン・シェパード
オールド・イングリッシュ・シープドッグ
コリー
シェトランド・シープドッグ
ジャーマン・シェパード
スウェディッシュ・バルフンド
ブービエ・デ・フランダース
ブリアード
プーリー
ベアデッド・コリー
ベルジアン・シープドッグ
ベルジアン・タービュレン
ベルジアン・マリノア
ボーダー・コリー
ボースロン
ポーリッシュ・ローランド・シープドッグ
ペットのイエローページ
トリミング通信学科
犬の専門用語事典
占い
ドッグ検定
ベアデッド・コリー

スコットランドの牧羊犬の中で最も古い犬種と言われ、髭(ベアード)のある コリータイプの犬がスコテッシュ・ベアデッドと呼ばれ、さらに現在の呼名になった。
全身が粗毛で覆われ、顔の前にも長毛が垂れ下がる中型犬で、一般にはバーディと言う愛称で呼ばれている。
ベアデッド・コリーは古い犬種でありながら、この犬種に関する初期の記録はほとんど残っていない。
外貌上はオールド・イングリッシュ・シープドッグと似ており、血統的にも関係があると考えられている。
ポーリッシュ・ローランド・シープドッグやマジャール・コモンドールとも血縁があると思われる。

ベアデッド・コリーはスコットランド南部のピーブルシャー地方の羊飼いや家畜業者にとってなくてはならない使役犬であった。
牧羊犬としての性能は高く、家畜の移送にも役立った。 それはベアデッド・コリーがこの地方独特の岩山や荒れ地の多い地形と厳しい気候条件に適応した唯一の犬種であった事による。
ベアデッド・コリーはスコットランドで牧羊犬として高く評価されていたが、 公式な犬種標準が作成されたのは遅く、ベアデッド・コリーの犬種団体が組織されるまでにも長い時間を要した。
少なくとも1930年以前にはこの犬種についてショードッグの作出が行われた事はなかった。
ピーブルシャー地方の牧畜家はベアデッド・コリーがこの地方から流出する事を望まず、特にメス犬の譲渡を拒んだ事も影響している。
家畜の移送手段の近代化に伴いベアデッド・コリーが使役犬として使われる機会が減り、忘れ去られて行く。

ベアデッド・コリーが愛犬家の注目を集めたのは第2次大戦後、ボスケナー犬舎のウィルソン夫人が系統的な繁殖活動を開始して、ドッグショーに出陳した事に始まる。
同夫人は1955年にイギリス・ベアデッド・コリークラブを設立し、同犬の普及紹介に努め、1959年ベアデッド・コリーはKCに公認された。
ベアデッド・コリーがアメリカに紹介されたのは1950年であったが、この段階で注目を集める事はなく、繁殖される事もなかった。
1967年になりアメリカで始めてのベアデッド・コリーが生まれ、1969年に犬種クラブが設立された。
1976年にAKCが公認し、ワーキンググループに分類された。
その後1983年に新設されたハーディンググループに移籍して現在に至る。
特にベアデッド・コリーに限った事ではないが、牧羊犬として有能な犬種でありながら、近年はショードッグや愛玩犬として望まれる資質に注目した選択交配が繰り返され、牧羊犬本来の素質を失って行く犬種が多い。
犬種の人気が高まり、実際上の出産頭数は増えても、牧羊犬としての数は減少していると言わざるを得ない。
都会で飼育されるベアデッド・コリーには、羊の統率の達人としての面影はない。

主人に忠実で賢く、近年は家庭犬として人気が高い。
外見とは異なり動作は機敏で頼もしい。
オールド・イングリッシュ・シープドッグは切尾だが、ベアデッド・コリーは適度な長さの尾を有する。

ベアデッド・コリーは出生時以降、被毛色に大きな変化が見られる。
一般にブラックブラウンなど濃色の単色で生まれるが、成長とともに毛色は明るく変化し、グレーやフォーンなどに進行する例が多い。
口吻や胸、四肢にはホワイトの被毛が出現する。

イギリス
ハーディング(AKC)
パストラル(KC)
第1グループ(JKC)
♂53.3〜55.9cm
♀50.8〜53.3cm
♂約27kg
約27kg