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草原や山岳地帯を中心に行われて来た牧畜業は、常に多くの種類の外敵や強奪者たちの攻撃にさらされてきた。鋭い嗅覚、聴覚を利用して家畜群を監視する牧羊犬は、長い年月を経て訓練され、服従性の高い優れた誘導能力を持っている。

牧舎から牧草のある場所へ誘導して放牧し、再び群れにして牧舎にもどすまでの、機械化する事のできない作業を牧羊犬がこなす。牧羊犬の行動はほとんど本能的なもので、通常2頭の犬が一対となり、100頭以上の羊を監視する。 1頭が主人から離れる時は他の1頭が主人の足元にいて指示を待つ。羊は臆病で犬を恐がり、犬が近くに来ると逃げる。危険を感じると一つの群れにまとまる羊の性質を犬は良く理解しており、どうしても群れに戻らない羊や、進む方向が違っている時には、犬は羊のもものあたりに軽く咬みつく。工業化以前のヨーロッパでは牧畜は主要な産業のひとつで、牧羊犬は欠く事のできない存在であった。

しかし、牧畜に従事する人々の地位は決して高くなく、その結果その下で働く牧羊犬が脚光を浴びる事はなかった。 王侯貴族の庇護のもとに発展してきた鳥猟犬ハウンドに比べると不遇な扱いに甘んじて来た犬種グループと言わねばならない。

現在牧羊犬として活躍している犬種はボーダー・コリーシェルティオーストラリアン・キャトル・ドッグ、オーストラリアン・ケルピーなどで、いずれもスピッツ型の特性を継承するテリトリーの防御意識が強い犬種である。 「シェパード」とは羊飼いの意で、ジャーマン・シェパードはドイツで作出された牧羊犬である。  ジャーマン・シェパードは、AKC以外ではワーキング・グループに分類されている。 ハーディング・グループは1983年AKCによりワーキング・グループから牧畜犬種を独立させて1グループとしたものであるが、グレート・ピレニーズコモンドールクーパースなど牧羊犬として実績のある犬種がハーディングに分類されず、ワーキングに留まっている。