ウェルシュ・コーギ
オーストラリアン・キャトルドッグ
オーストラリアン・シェパード
オールド・イングリッシュ・シープドッグ
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シェトランド・シープドッグ
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ブービエ・デ・フランダース
ブリアード
プーリー
ベアデッド・コリー
ベルジアン・シープドッグ
ベルジアン・タービュレン
ベルジアン・マリノア
ボーダー・コリー
ボースロン
ポーリッシュ・ローランド・シープドッグ
ボーダー・コリー
ボーダー・コリーはシープドッグ(牧羊犬)に分類されるスコットランド・コリーの変種のひとつで、羊の統率犬として名高い実用犬である。
ボーダー・コリーの起源については確かなものはないが、8世紀頃、スカンジナビアの諸国からバイキングにより海路スコットランドに渡り、トナカイの牧畜に用いられた犬が祖先とされている。
この後、スコットランドに土着の複数のシープドッグと混血があり、現在の形に固定された。

ボーダー・コリーはラフ・コリーのような華やかさがないためにショー・ドッグとして海外に普及する事はなかったが、牧羊が主要産業である国に於ける実用犬としての評価はすこぶる高い。
羊の群れは牧羊犬が2〜3分、目を離すと収拾がつかない状態になると言われているが、ボーダー・コリーは頭を低く下げた独特のポーズで羊に近づき、羊の目を睨みつけて静止させ、群れを維持させる能力をもっている。
羊を統率する能力において「ボーダー・コリーに勝る牧羊犬はいない」とさえ言われている。 現在、牧羊の盛んな諸国で最も多く実用される牧羊犬はボーダー・コリーであると言ってよい。
犬種名のボーダーは国境を意味するが、かつてスコットランドの地はイングランドから見て「国境の向こう」であったとする説、スコットランドに実在するボーダーズ州に由来すると言う説がある。

ボーダー・コリーはスコットランドでは古い犬種であるが、我が国に紹介された歴史は浅い。
戦前、緬羊とともにオーストラリアから輸入されたのが始まりで、これらの犬の子孫は一般的に短毛でありニュージーランドのシープドッグに似ている。
当時から日本の牧場は小規模であり、獰猛な外敵の襲来に備える必要性も低かった事から、大型のアメリカ系コリーよりも小柄なボーダー・コリーが定着したようである。
トレーニングのしやすさ、命令した作業を確実にこなす能力、保護すべき羊に対する情愛の深さ、緊急時の的確な判断力、機敏な行動など、牧羊犬に必要な資質のすべてを高度に備えた犬種である。

ボーダー・コリーが主要国の犬種団体に公認されたのはつい近年の事である。
公認に至る経緯もやや特殊である。
近年盛んに開催されるようになったオビディエンスやワーキングの競技会で、ボーダー・コリーが上位の賞を独占する事態となり、その人気に押されて公認されたのである。
ペット業界の人間でさえこの犬種を競技会で始めて見たという話が多い。

極めて活動的な犬であるため、都市部に於ける愛玩的飼育にはなじまない点も少なくない。
多くの愛玩犬種は、人と共に生活する事を前提に長年改良育種されて来たが、ボーダー・コリーが家庭犬として定着したとは言い難い。
この犬の行動欲求に見合う刺激を与え続ける事と、この犬の知能に見合うトレーニングが必須である。
アジリティやフライングディスクなどの競技ではボーダー・コリーが抜きん出て活躍する事もあって、犬の飼育形態に変化が見られる我が国でも人気が高まっている。
イギリス
ハーディング(AKC)
パストラル(KC)
第1グループ(JKC)
♂48〜50cm
♀45〜53cm
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