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ベルジアン・タービュレン
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ボーダー・コリー
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ポーリッシュ・ローランド・シープドッグ
ベルジアン・タービュレン

産業革命以前の西ヨーロッパでは農場や家族を守り、家畜を管理するために「有能な助手」を必要とした。
牧羊犬として、特に夜間のオオカミの攻撃から家畜を守る番犬として活躍していた犬種をベルギーで改良固定したものがいわゆるベルジアン・シェパードである。
ベルジアン・タービュレンはベルジアン・シェパードの一種で、グローネンダールマリノア、ライケノアと酷似しており、アメリカ以外の国ではタイプの異なる同一犬種として分類され、一括してベルジアン・シェパードと呼ばれる事が多い。
タービュレンとグローネンダールは被毛色以外は同一である。
相違点はグローネンダールの黒一色に対し、タービュレンは黒みがかった黄褐色の被毛をもつ。
毛先が黒く(ティッピング)、毛の生え際に向かって明るくなる独特のものである。
つまりベルジアン・シェパードの内、黒以外の長毛種をすべてタービュレンと呼んでいる。
実際、現在でもグローネンダールの作出過程でタービュレンが生まれる事は珍しくない。
タービュレンは外貌的にはジャーマン・シェパードにもっとも似ており、この犬種が改良固定されたと言われるベルギーのテルビュレン地方の名が犬名になっている。
ベルジアン・シェパードは、畜産業に於ける作業性能の向上を第1として被毛色を考慮する事なく作出されて来たのである。

4タイプのベルジアン・シェパードに共通しているのは産業革命とともに農村部での役割を終え、近年になり家庭犬や警備犬として再評価された事である。
4タイプ(タービュレン、グローネンダールマリノア、ライケノア)の扱いはアメリカAKCと他の諸国では大きく異なる。
AKCのように別犬種とした場合には各犬のわずかな相違点が将来決定的な相違点となって行くと思われる。
1犬種の被毛タイプのバラエティとしている他の国では、タイプ間の混血が避け難く、ますます区別が困難になって行くと思われる。

犬種分類のシステムは世界基準で統一される事が望ましい事は言うまでもない。
国際組織(FCI)の呼びかけは、伝統を誇るイギリス(KC)、規模を誇るアメリカ(AKC)にはまったく届かない。
KCAKCは犬の用途による分類方式を採用しておりカテゴリーもほぼ一致しているが、FCIは犬の進化系統を分類根拠としており、その差はあまりにも大きい。
愛犬家は学術目的で犬を飼育しないので、なおさらFCIの基準にはなじめない。
日本(JKC)はFCI基準に変更した歴史があり、ドッグショーなども新基準により運営されている。
しかし、我が国で発刊される犬種紹介の書物の分類方式が必ずしもFCI基準でないのは、愛犬家の理解しやすさに配慮したものと言える。

タービュレンが注目されるのは使役犬として培われて来た高い集中力とトレーニングのしやすさにある。
近年、タービュレンは世界中で麻薬探知犬としてその能力を発揮するようになり警察犬、軍用犬、警護犬、救助犬、セラピードッグ、障害者の補助犬として脚光をあびている。
今日欧米のドッグショーに出陳されるタービュレンの多くは、同時に服従訓練競技のタイトルも所持しているのが普通である。
主人に忠実で忍耐力があり洞察力に優れる。
タービュレンの気質についてAKCスタンダードでは「いわれなき攻撃に対しても敵意も見せない」とある。

ベルギー
ハーディング(AKC) 
パストラル(KC)
第1グループ(JKC)
♂61.0〜66.0cm
♀55.9〜61.0cm
♂20〜28kg
♀20〜28kg
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