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ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ

ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグはポルトガル南部の海岸地域で数世紀にわたり漁師によって飼育されていた使役犬である。
原産地では漁労犬として知られ、水中に潜って漁網を回収したり、船の番や船と船の伝達役としても活躍したタフで忠実な犬である。
漁師とともに遠洋の漁場にも向かい、船中での作業に従事し非凡な能力を発揮した。

ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグの起源については諸説あるが、中央アジアの牧畜犬に由来すると言う点では一致している。
アジアの遊牧民族が西に移動し、最終的にこの犬種を伴ってイベリア半島に達したと考えられている。
この途上、この犬種はドイツにもたらされプードルに変化した。
実際、初期のドイツ・プードルの毛質はポーチュギーズ・ウォーター・ドッグのものに近い波状の長毛であった。
民族の移動や交易とともにヨーロッパ各国に広まったこの犬種は、アイリッシュ・ウォーター・ドッグの祖先である事も知られている。

漁船には大小があり、漁に於ける犬の役割も多用であるため、ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグのサイズはかなりの幅が許容された。
ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグの被毛タイプは短めの「巻き毛」と長毛の「波状毛」の2種があり、いずれも体全体に厚く密生しており水をはじき水中作業に適している。
ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグの被毛には2種類のクリップが容認されている。
ひとつはライオン・クリップと呼ばれるもので、胴の中央から後躯を泳ぎやすいように短く刈り込み、口吻も刈られる。
他のひとつはリトリバー・クリップで、被毛全体を1インチ以内の長さで体形に添って刈るスタイルである。
いずれのクリップでも尾先の飾り毛は残される。
ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグの尾は水中での舵として機能するとされ断尾されない。

さて、20世紀に入るとポルトガルでは漁業そのものが衰退する。
漁民が減るとともにポーチュギーズ・ウォーター・ドッグもその数を減らし、絶滅寸前となる。
1930年代、船舶にゆかりのあるポルトガルの有志によってポーチュギーズ・ウォーター・ドッグの保護活動(繁殖)が行われ絶滅から救われる事になる。
続いてポルトガルで同犬のクラブが結成され、正式にスタンダードが発表されて使役犬として分類された。
1954年イギリスに、1958年アメリカに渡り、熱心なブリーダーの努力により、徐々に認知を得る事となった。
忍耐強く、賢く、忠実で勇敢。
ヨーロッパでは家庭犬としても人気がある

ポルトガル
ワーキング(AKC)
ワーキング(KC)
第8グループ(JKC)
♂50.8〜58.4cm
♀43.2〜53.3cm
♂19.1〜27.2kg
♀15.9〜22.7kg