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コモンドール
ハンガリーの代表的な犬種としてコモンドールとクーバースがあげられる。
クーバースは貴族の護衛犬として知られた犬であるが、コモンドールは有能な牧羊犬であった。
コモンドールはロシアの草原地帯から遊牧民によってヨーロッパにもたらされたチベタン・マスティフの血を引く犬の子孫で、その体形は現在も見られるロシアの牧羊犬に似ている。
ハンガリーにはマジャール族がもたらした。
以降、コモンドールはハンガリーの牧畜地帯で10世紀にも渡って牧畜業者とともにある。
オオカミ、キツネ、クマなどから家畜を守るためには必須の犬種であった。
この間、牧畜業者はコモンドールの血統の維持に特別配慮をする事はなかったが、この特異な被毛の犬を他犬種と交配する事は避けて来た。

コモンドールの全身を包む縄状の厚い被毛はきわめて特徴的である。
コモンドールは二重の被毛を持ち、幼犬時にはともに柔らかであるが、成長するに従い、柔らかい下毛を波状の粗い上毛が巻き込み縄状を形成する。
この縄状の被毛は過酷な天候に耐える外套の役目を果たし、外敵との戦いでは 鎧となるのである。
「コモンドール」はコマンダーに通じる語で、家畜の番犬と言うより指揮官であった。
少なくとも牧場では他の使役犬のリーダーであった。
日常的作業は他の犬にまかせ非常事態に備えた。
コモンドールはしばしば自分より大きな猛獣と闘わねばならなかったが、縄状の鎧が頼りであった訳ではない。
猛獣に勝る知能によって家畜を守り得たのである。

コモンドールの使命は「家畜の保護」であり、この資質は後世に伝えられなくてはならないが、実際の活躍の舞台は少なくなる一方である。
コモンドールとクーバースの混血は明確ではないが、両犬は被毛を除き共通点が多い。
忠実、仕事熱心、遊び好き、用心深く主人に対し献身的。
コモンドールはドイツを経てヨーロッパ各国やアメリカに紹介され、熱心な愛好家が少なくない。
アメリカでは家畜の群れをコヨーテから守る現役の牧畜犬であるという。

コモンドールの縄状被毛については、その手入れ(シャンプー)についての質問が多く寄せられるが、ヨーロッパの犬種団体の書物には以下のようにある。
「バスタブに半分位の湯を入れて犬を立たせる。縄状被毛にシャンプーを含ませ、両手で挟んで押すようにして汚水を出す。汚れた湯をバスタブから抜く事を繰り返す。ブラッシングは無用。ひとつひとつの縄は皮膚の元から手指で分ける。」
日本的潔癖からは信じ難いが、数ヵ月間は洗う必要がないのだそうだ。
ハンガリー
ワーキング(AKC)
パストラル(KC)
第1グループ(JKC)
♂69.8cm以上
♀64.8cm以上
♂45.4kg以上
♀36.3kg以上