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ボクサー
ボクサーはドイツで作出された比較的新しい犬種である。
ボクサーはマスティフの系統に属す犬で、マスティフの子孫と言われる闘犬種ブレンバイザー(牛噛み犬)にブルドッグやフランス、スペイン原産の犬種を混血して作出された。
ブレンバイザーはもともと獣猟犬で、獲物を噛み伏せて猟師の到着を待つ用途で用いられていた。
これらの犬種には大きな口と丈夫な歯列が必須とされ、この特質が新犬種の開発目的に合致していた。
ボクサーと命名したのは英国人で、ドイツを始め世界的にこの英語名が定着している。
闘う際に後肢で立ち上がり、ボクシングのようなスタイルをする事が犬名の由来と言う説と、側望した体形がボックス(箱型)のように見えるとする説が伝わっている。

ボクサーはその顔貌からブルドッグが密接に関与している事は間違いないが、フレンチ・ブルドッグマスティフグレート・デンなどが交配されたと考えられる。
フランスやスペインにはマスティフ系統上の多くの犬種があり、これらはボクサーの特徴を多くもつ事から、混血のあった事が推測できる。
幅広いマズルターン・ナップした鼻、濃いフォーンの被毛色はこの系統に由来するものと言われている。
ボクサーにはテリア種の混血の痕跡もあり、16世紀以来のヨーロッパの多くの犬種系列から発した犬種と言う事ができる。

ボクサーは作業意欲が旺盛で、忍耐強く、忠実、勇敢と言う特性をもち、軍用犬、警察犬、イノシシ狩り犬として盛んに用いられた。
第一次大戦下では多くのボクサーが赤十字犬として有能に働き、高く評価されて世界的に知られる事となる。
多くの文明国で闘犬興行が禁止されるまで、ブルドッグ同様ボクサーもこの目的で使われていた。

ボクサーはアメリカに渡り伴侶犬として一躍人気犬種となり、体形が洗練され被毛色も改良された。
以後多くの優秀な犬がアメリカで作出されている。
日本には第二次大戦後、アメリカの駐留軍人が持ち込んだ事により知られるようになった。
顔貌は特異であるが、性質はきわめて優しく温和、訓練性能も高く家庭犬にふさわしい資質をもつ犬である。
ボクサーの毛色はフォーンブリンドルの2種で、白斑は体表の3分の1を超えてはならない。
頭部の白斑は左右対称が望まれ、顔面のブラックマスクは必須とされる。
スクエアな体躯構成と強健な骨格をもつ事が要求される。
グレート・デン同様、英国では断尾のみ、アメリカでは断耳断尾されるのが一般的である。

ボクサーはドイツ人がシェパードに次いで完成させた、用途の広い使役犬で、作出に関与したすべての犬種の優秀な資質を維持する事に成功した犬種だと言われ、ドイツの科学的な犬作り手法の最大の成果と位置づけられている。
ドイツ
ワーキング (AKC)
ワーキング(KC)
第2グループ(JKC)
♂57.2〜63.5cm
♀53.3〜59.7cm
29.9kg
♀28.1kg